【スタッフコラム】食べる!?Bloody Mary

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こんにちは。マダムろみひーです。

突然ですが、私はトマトジュースが大好きです。ちょっと体調悪いかな?という時はトマトジュースをたっぷり飲みます。
私はミルクを飲まずに母が絞ったトマトジュースを飲んで育ったらしく、だからなのか?トマト味のものを本能で求めてしまうのかもしれません。

トマトを使ったカクテル「ブラッディ・マリー」


ところで、ウォッカとトマトジュースを合わせた「ブラッディ・マリー」というカクテルがありますね。ググってみると、16世紀のイギリスにメアリー1世という王女がいて、「血まみれメアリー」と恐れられたことからその名が付けられたという説があるそうです。

私がbloodyと聞いて直ぐに思い浮かぶのは、U2の「Sunday Bloody Sunday 」。こちらも和訳では「血まみれ」というワードが付いています。
若かった私にはとても重い内容の歌詞でしたが、深い深い悲しみがそのメロディとヴォーカルから伝わり、切ない気持ちでいっぱいになりました。今でも大好きな曲のひとつです。

そんなインパクトの強い命名をされたブラッディ・マリー。なんと!?このカクテル、イギリスでは二日酔いの“ 迎え酒 ”としても飲まれているそうです。

迎え酒とは、飲みすぎた翌日、気分が悪い時にそれを治すために飲むお酒のこと。トマトにたっぷり含まれているビタミンとミネラルが昨晩の痛飲で失われた栄養分を補ってくれ、その上、トマトの水溶成分(糖分やアミノ酸)がアルコール分解を手伝ってくれるというのです。

飲み過ぎには注意。飲み過ぎたらブラッディ・マリー。
百薬の長って、こういう事なのね。などと都合の良い解釈をしています。

“食べる” ブラッディマリー


さて、我が家にトマトがたくさんありました。このトマトたちをどう料理しましょう。

私のトマト料理で好評なのが「トマトのコンフィ」。たっぷりのオリーブオイルとハーブでじっくりゆっくりオーブンで焼いた料理です。


つい先日コンフィは作ったばかりでしたので、今回は違う何かを作りたいな…と思っていた矢先、目に入ったのがキッチンのインテリアのように並べられていたウォッカ。飲もう飲もうと思いつつも、寝酒にしては高すぎるアルコール度数にひるんでなかなか手を出せずにいたのです。

トマトとウォッカを見ながら思いました。

「トマトジュースとウォッカが美味しいのだから、トマトとウォッカも美味しいに違いない。」

決めたら早速トマトを湯剥きします。皮にも栄養がたくさんあるのですが、皮をを剥くと断然舌触りが良くなります。トマトの湯剥きは、茹でるのではなく熱湯にサッと通すくらいで大丈夫です。ギリギリ5秒くらいまでですね。
薄皮が綺麗に剥けて、まるで剥いてないかのような状態が理想です。


その後細かくカットして鍋に入れ、レモン汁を入れてコトコト弱火で煮込みます。お好みで蜂蜜を入れても良いですね。


ある程度煮込んだら火を止めて半日〜1日放置します。(真冬は冷蔵庫に入れなくても大丈夫)
放置したトマトの煮込みに再び火にかけ、煮たったらお待ちかねのウォッカ投入。再び煮たったら出来上がり♪

熱いまま、消毒しておいた瓶いっぱいに(蓋のギリギリまで)入れて蓋を閉め、そのまま冷まします。瓶にいっぱいに入れるのは、空気を入れない方が傷みにくいからです。


さて、これをどのように頂くかは自由自在。
塩、胡椒、オリーブオイルを加えただけでドレッシングに。タバスコを加えてチリ風に。チキンソテーやポークソテー、パエリヤソース、挽肉と炒めてボロネーゼにも。

そして忘れてはいけない、ウォッカを合わせて食べるカクテルも二日酔い防止で一石二鳥…(マダム比)


ブレジュの「甘くないチーズケーキ」と合わせて、オトナ雛祭り風に盛付けてみました。 チーズケーキをお花のカタチに抜いてあります。

お料理って楽しいなぁ〜♪



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