【お知らせ】「全国和牛能力共進会」とは?2022年和牛オリンピックで奥出雲和牛がW受賞!

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こんにちは。スタッフ香坂です。
今回はうれしいご報告です!

ブレジュのローストビーフで使われている奥出雲和牛が、5年に一度開催される和牛のオリンピックと呼ばれる「全国和牛能力共進会2022」に島根県代表の1頭として出場し、花形6区(総合評価群)の肉牛の部(枝肉審査)で島根県が初の全国1位を獲得しました!なかでも奥出雲和牛は枝肉審査全出品牛166頭のうち、和牛のおいしさに関係するとされている一価不飽和脂肪酸の値(MUFA値)の最高値を記録し、脂肪の質が最も良いと評価され特別賞(脂肪の質賞)も受賞しました!

ここでは、奥出雲和牛が2つの賞を獲得した「全国和牛能力共進会」について詳しくご紹介します。

第12回 全国和牛能力共進会鹿児島大会の様子

全国和牛能力共進会とは?

全国和牛能力共進会とは、5年に一度開催され「和牛のオリンピック」とも呼ばれる全国規模の和牛の品評会です。第1回目の全国和牛能力共進会が昭和41年に岡山県で開催され、今回の鹿児島大会は第12回目となる非常に歴史のある大会です。

全国の優秀な和牛を一堂に集めて、改良の成果やその優秀性を競う、和牛関係者にとって最も重要な大会です。改良の成果を競う「種牛の部」と和牛肉の肉質を競う「肉牛の部」があり、2022年は鹿児島県で開催され、全国41道府県から両部門に計438頭が出品されました。41道府県の参加は過去最多の参加です!

2022年の「全国和牛能力共進会」に島根県代表の1頭として花形6区に出場し、見事初の全国1位を獲得した奥出雲和牛
全国和牛能力共進会に出品された奥出雲和牛(霞久茂432号)とJAしまね雲南地区本部吉田肥育センターのスタッフの皆様

全国和牛能力共進会は優秀な子牛をつくる能力を評価する「種牛の部」と、枝肉の質・量を審査する「肉牛の部」があり、奥出雲和牛は6区の肉牛の部に出場しました。

第12回全国和牛能力共進会の審査区分詳細
奥出雲和牛は島根県代表の1頭として6区肉牛群に出品


奥出雲和牛が出場した第6区は種牛の部の総合評価群で、同じ種雄牛を親にもつ、生体の若い雌牛と、肥育去勢牛の枝肉の両方で審査。優れた子牛を生産する種牛としての能力(種牛群)と、肉量・肉質などの産肉能力(肉牛群)を合わせて評価するため、大会の花形とされています。

6区の肉牛の部で島根県が初の1位獲得!

島根県代表として奥出雲和牛が出品された6区肉牛の部は、3頭1セットでの審査が行われます。そして本大会(2022年)で島根県は6区の肉牛群では初の全国1位を獲得しました!3頭1セットの審査のため、1頭だけずば抜けた優良な牛がいても受賞は不可能です。そういった意味で、島根県から出品された牛は、奥出雲和和牛も含め、みな素晴らしい出来だったと言えます。

全国和牛能力共進会6区肉牛の部で全国1位になった島根県 順位一覧
出典:全国和牛能力共進会鹿児島大会

奥出雲和牛は特別賞を受賞

さらに奥出雲和牛は枝肉審査全出品牛166頭のうち、和牛のおいしさに関係するとされている一価不飽和脂肪酸の値(MUFA値)の最高値を記録し、脂肪の質が最も良いと評価され特別賞(脂肪の質賞)も受賞!6区肉牛の部1位と合わせて2つの賞をいただく、W受賞です!

全国和牛能力共進会で和牛肉の美味しさの最高評価の特別賞を奥出雲和牛が受賞
出典:全国和牛能力共進会鹿児島大会
JAしまね雲南地区本部吉田肥育センターのスタッフの皆様
JAしまね雲南地区本部吉田肥育センターのスタッフの皆様
奥出雲和牛を育てるJAしまね雲南地区本部吉田肥育センター日野場長
JAしまね雲南地区本部吉田肥育センター日野場長

MUFAとは?

MUFAとは肉の旨味に影響する脂肪のおいしさを数値化したものです。近年、肉のおいしさを追求する上で最も重要視されている数値の一つです。

これまで肉質評価は、“さし”が重要視されてきましたが、消費者のニーズはさしの多さだけではありません。「脂肪の質」は和牛肉のくちどけや風味(おいしさ)に関わるとされており、2022年の全国和牛能力共進会では特にこのMUFA値が注目されました

W受賞の奥出雲和牛とは

奥出雲和牛は、しまね和牛のなかでも、奥出雲地域で生まれ育った牛に限定したブランド和牛です。生産頭数が非常に少なく、その希少さから“幻の黒毛和牛”と呼ばれてます。特長はなんといっても肉質の良さ。サシの融点が低く、うま味と柔らかさ、後味の良さが引き立ち、口に入れた時のおいしさが長く感じられます。

W受賞を果たした奥出雲和牛の美味しさの3つのポイントについて

その品質の高さの秘密は、JAしまね雲南地区本部が全ての農家に関与し、品質管理を行っているから。子牛の状態から、どの農家がどのような餌を与えているかも把握され、生産から出荷まで、島根県の奥出雲地方のみで完結されています。牛にとってストレスがないように、一体一体の個体管理に細心の注意を払い、手間ひまかけて大切に育てられています。

※別の記事では、ブレジュの商品開発担当が奥出雲和牛の育つ肥育センターに見学に行った様子もご紹介しています。
《【商品開発担当が行く!】“奥出雲和牛”に会いに行ってきた!》

受賞牛(霞久茂432号)を使ったローストビーフ

ブレジュでは今回特別賞を受賞した受賞牛である奥出雲和牛(霞久茂432号)を特別に仕入れさせていただき、いつもよりもプレミアムなローストビーフを数量限定で作りました!

おいしさの最高評価をいただいた奥出雲和牛をぜひお試しください!


最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のご利用を心よりお待ちしております!

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おいしさの最高評価を受賞した奥出雲和牛をプレミアムなローストビーフに仕上げました


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