「キッシュ（キッシュロレーヌ） 」とは、フランスのロレーヌ地方に伝わる卵と生クリームを使った家庭料理で、ドイツ語でケーキを表す「クーヘン」が語源と言われています 。パイ生地やタルトの生地に、ベーコンや野菜・チーズ・クリームを加えた卵液（アパレイユ）を入れて作りますが、意外と手間のかかる料理です。

ブレジュのキッシュは食感にこだわり、パイ生地からひとつひとつ丁寧に手作りしています。パイ生地の部分はサクサク、アパレイユ（具）の部分はふわふわの食感に仕上げました。大きさも直径15㎝ほどあり、3名から4名で分けて食べても十分食べ応えのあるキッシュです。

キッシュに使用している生ハムの原料は豚肉と塩のみ。スペインで作られる生ハムと同じ本格製法で作りあげた、希少な国産銘柄豚の生ハムです。12ヶ月かけてじっくり熟成させることでうまれるチーズのような熟成香と旨みが口の中に広がります。

“佐助豚（さすけぶた）”は３品種を掛け合わせた三元豚です。岩手県二戸市にある久慈ファームは、昭和29年に創業して以来、健康で元気な豚を育てることにこだわり、できるだけストレスを与えないよう清潔な飼育環境を維持し、手間をかけ佐助豚を飼育しています。味が良く、やわらかい、きめ細やかな肉質と細部までバランスよく入った脂身が特長です。佐助豚の肥育期間は一般よりも長いので、その分赤身の旨みが増しています。また赤身に保水力もあるので、蓄えた旨みを逃がさず、アクが出にくい特長があります。

佐助豚の豚舎は、岩手県二戸市の折爪岳を望む山の中にあります。折爪岳は、冷涼な気候と清らかな雪解け水が育む、ブナの原生林、野鳥、岩手県の天然記念物指定されたヒメホタルなどの貴重な動植物に恵まれた自然の宝庫です。その地下150メートルからくみ上げた折爪岳の清らかな伏流水を飲み、植物性炭化物を配合した飼料を与えているため、臭みが少ない上質なお肉となります。

冷蔵庫で約５～６時間解凍したキッシュをトレイから取り出し、予熱したオーブンまたはトースター２００℃で約８～１０分温めてください。焦げ目が付いてきたら、アルミホイルを被せて、焼き具合を調整してお召し上がりください。 記念日などのディナーに1品加えるだけで、食卓が華やかになります。