原料の豚肉、豚トロ、豚レバー、豚網脂はすべて岩手県二戸市にある久慈ファームが繁殖肥育した「折爪三元豚・佐助【佐助豚】」を使用しています。健康で元気な豚を育てることをモットーに、できるだけストレスを与えないよう清潔な飼育環境を維持し、愛情いっぱいに育てられた「佐助豚」は、きめ細やかな肉質と細部までバランスよく入った脂身が特徴です。低い温度で溶け出す脂身が豚肉本来の旨味を引き立てます。また、豚トロを加えることでしっとりとした食感に仕上げています。プチプチとした食感のアクセントに、国産の雑穀（エゴマ、アワ、ヒエ、キビ、アマランサス）を加えています。

粗く挽いた豚肉と豚レバーに数種類のスパイスや雑穀を混ぜてたねを作り、長方形のテリーヌ型に一本ずつ丁寧に手詰めをしています。やや低めの温度のオーブンでじっくり時間をかけ、しっとりと焼き上げました。

おいしく食べるには、冷蔵庫に移し、冷蔵庫で6時間かけて解凍してください。そのままはもちろん、粒マスタード、バルサミコソースやベリーソースなどの甘酸っぱいソースを添えていただくほか、タルティーヌなどにアレンジしても美味しくお召し上がりいただけます。

パテ・ド・カンパーニュとは
「パテ・ド・カンパーニュ」とは、フランス語で「田舎風パテ」という意味。豚のひき肉にレバーやスパイスなどを加え、豚の網脂を敷いた型に入れて焼き上げたフランスの伝統的な家庭料理の一つです。