ピリッとした唐辛子の辛さがくせになる、トマトベースのパスタソースです。アンチョビの塩味とオリーブやケーパーの酸味も加わって、シンプルな材料ながら複雑で絶妙な味わいを楽しめます。ブレジュ開店当初からある人気のパスタソースで、ベーシックなトマトソースに飽きたらぜひ試していただきたい一品です。

「プッタネスカ」とは？
プッタネスカとは、「娼婦風」という意味をもち、トマトソースがベースの刺激的な味わいを楽しむことができるパスタです。名前の由来に関しては諸説あるものの、「多忙な娼婦でも安くて家庭に常備されている食材で手早く作れるパスタ」という意味で名付けられたという説が一般的。（詳しくはこちら→娼婦風パスタ「プッタネスカ」その名前の由来とは?）

にんにくとアンチョビをオリーブオイルで炒めて風味と香りを引き出したところに、ピューレ漬けのトマトを加えてじっくりと煮込み、水分を飛ばしてアンチョビやトマトの旨みを凝縮させました。そこへグリーン、ブラック2種のオリーブとケッパ―を加えて酸味をプラス。唐辛子のピリリとした辛みもアクセントになっています。

スパゲッティはデュラム小麦のセモリナを100％使用し、弾力がありながら歯切れの良いモチモチとした食感を楽しめます。練り上げの水に埼玉県の秩父源流水を使うことで、雑味がなく小麦本来の風味を引き立たせています。あえてパスタ生地の表面をざらつかせた仕上がりになっており、ソースの絡みも抜群です。