雑炊とリゾットどこが違う？

リゾットは生のお米をオリーブオイルで炒めてから煮ます。それに対し、雑炊はご飯から作ります。
また、食感は、雑炊のご飯は柔らかいのに対し、リゾットはほんの少し芯が残ったアルデンテが美味しいとされています。
お米から作るとなると面倒くさそうに感じますが、ご飯を炊くより早く出来上がりますし、今回は味付けにパスタソースを使いますので、本格的なリゾットを簡単に作ることができます。

パスタソースで作る基本のアレンジリゾットの作り方

＜材料：2人分＞

生米　100ｇ
オリーブオイル　大さじ1
玉ねぎ　小1/2個
塩　一つまみ
とろけるチーズ　10～20ｇ
お湯300~400ccを準備
お好みのレトルトパスタソース1人前
あれば、イタリアンパセリ

＜作り方＞

①玉ねぎは細かいみじん切りにする。仕上げに散らすイタリアンパセリはみじん切りにしておく（バジルなどでも代用可）
②小さめのフライパンを熱し、中火にしてオリーブオイル大さじ1を入れ、みじん切りにした玉ねぎを入れる。玉ねぎの上に塩一つまみを入れ炒める。
【point！】玉ねぎは色がつかないように炒める。中火が強ければ弱火にする。
③玉ねぎがしんなりしてきたら、洗わずに生米を入れ、米が透明になるまで炒める（中火）。
④③にお湯を200cc加え、かき混ぜながら煮る（中火）煮詰まってきたら、一度食感を確認し、固い場合は、お玉でお湯を加える。再度煮詰まってきたら、固さを確認しお湯を追加することを繰り返し、アルデンテの煮あがりにする。
【point！】お湯を加えるのは、鍋の中の温度を変えないため。面倒な場合は水でもOK。米は、少し芯が残るアルデンテに焚き上げる。
⑤米が炊き上がったら、パスタソースを一気に加え、かき混ぜなじませます。とろけるチーズを加え、溶けるまで混ぜる。
⑥器に盛り付け、上からみじん切りのイタリアンパセリを散らす。

野菜や魚介を加えてアレンジしても美味しい！

リゾットに使うパスタソースに合う食材を混ぜ込むと、見た目・ボリューム・おいしさと栄養もアップします。

野菜を加えるときは米と一緒に炒める
おすすめ：しめじ・ズッキーニ・プチトマト・ブロッコリー・さやえんどう・ほうれん草などお好きなものを

【point！】野菜は食べやすい大きさに切ります。煮込んで崩れてしまわない野菜は、米を炒めるときから一緒に入れて火を入れましょう。ほうれん草やさやえんどうなど早くから入れると、色が悪くなったり火が通り過ぎたりする野菜は、米が炊き上がって、ソースを入れる前に加えましょう。

魚介の臭いが気になるときは白ワインを振りかける
魚介他：エビ・イカ・チキン・ベーコン・かまぼこ・ほぐした魚の身などお好きなものを

【point！】米を炊いているのとは別のフライパンに、オリーブオイル大さじ1とニンニクのみじん切り少々を入れ、オイルに香りが移ったら、食べやすい大きさに切った食材を炒めます。エビやイカ魚など、臭いが気になる場合は、白ワインを大さじ1~2杯入れて絡め、その後アルコールを飛ばします。塩、コショウで味付けをして、リゾットを器に盛り付ける際に一緒に盛り付けます。

美味しいソースならリゾットも美味しい

パスタソースを使って作る本格リゾットの作り方をご紹介しました。一番大きなポイントはお米をアルデンテに焚き上げること。味付けはソースにお任せになりますが野菜や魚介を追加すると、オリジナルのリゾットができます。

味の決め手はパスタソースですので、美味しいソースであればリゾットも美味しくなります。ブレジュのパスタソースのおいしさはひときわです。

「ポルチーニ入りきのこのクリームソース」や「国産本からすみのクリームソース」はリゾットにもおすすめです。この機会にぜひお試しください。