自宅で作る生パスタは小麦粉でOK

生パスタはその名の通り乾燥していないパスタで、水分が多いため乾麺より茹で時間が短いのが特徴です。魅力はもちもちとした食感ですが、自宅で作る場合は強力粉と薄力粉の配合で食感を変えることも可能です。強力粉が多ければコシが強くなり、薄力粉を多くすると、歯切れのよいパスタになります。

自家製手打ち生パスタの作り方

はじめて生パスタを作る場合は、薄力粉と強力粉を50％ずつの配合でつくるのがおすすめです。強力粉だけで作ると弾力が強く、伸ばすときに苦労します。慣れたら、強力粉100％で作ってみてくださいね。

＜材料＞（2人分）
・薄力粉……………50g
・強力粉……………50g
・全卵………………１個（50g）
・塩…………………一つまみ
・オリーブオイル…小さじ1/2

＜作り方＞
(1)ボウルに薄力粉と強力粉、塩を入れ混ぜ合わせる、真ん中をへこませて卵を割り入れ、オリーブオイルも入れる

(2)フォークを使い卵をほぐしながら、周りの粉から少しずつ混ぜ込んでいく。粉を混ぜ終わったときは、パラパラの状態になるが、こねていくとまとまってくる

(3)ひとまとまりになったらボウルから取り出し、台の上でこねる。手で伸ばして折りたたむようにしながら5分くらいこねると、なめらかになってくる

(4)形を丸く整えてラップをかけ、冷蔵庫で1時間以上休ませる（1日休ませるのが理想）

(5)ごく薄く打ち粉をして、台の上に取り出し、綿棒で伸ばす。薄さは、持ち上げたときに透けるくらいを目標にする

【ポイント】
・打ち粉をしすぎるとパスタが硬くなるので、くっつかなければ打ち粉はなしで伸ばす。
・厚すぎると食べたときの食感が悪くなる、薄くするのが美味しさのコツ

(6)切りやすい幅にたたみ、包丁で好みの太さに切っていく

【ポイント】
・たたんだ時に中になる側に打ち粉をしておくと、くっつかずまっすぐに伸ばしやすい
・生パスタは密封した状態で、冷蔵庫で2～3日、冷凍で1週間を目安に食べきる
・茹で時間は、パスタの太さにより異なる。2～5分が目安です。食べてみてゆで具合を確認すること

生パスタの人気ソースはトマト・クリーム・和風

生パスタは濃厚な味のソースと相性がよく、トマト・クリーム・ミートなどのソースに人気があります。はずせない和風ソースは、あっさりしていてもコクがあるものをチョイスしましょう。

人気の定番はトマトとミートのボロネーゼ

生パスタはトマトやミートと好相性。トマトの風味とひき肉のうまみが美味しいボロネーゼがおすすめです。パスタメニューの中でも定番中の定番ですね。赤ワインをお供にすれば、それぞれの美味しさが引き立ちます。

大人に人気の簡単和風パスタ、明太子マヨ

簡単にできる和風のソースなら明太子を。明太子をほぐしてマヨネーズと混ぜ、牛乳で伸ばすとあっという間に明太子ソースが出来上がります。ゆで上げた生パスタを絡めて、刻んだ青シソとのりをトッピングすれば、コクのある和風パスタの完成です。

応用幅が広く子供にも人気のクリームソース

クリームソースの代表は、カルボナーラ。モチモチの生パスタにはぴったりです。濃い目のソースがパスタにからまりパスタの味とクリームのコクが美味しい取り合わせです。クリームソースをベースに、季節の野菜や魚介類を混ぜあわせても美味しいパスタになります。

生パスタのレシピと、人気のソースをご紹介しました。手間をかけたパスタの味は格別ですよ。ぜひ作ってくださいね。
ソースを作るのが面倒なときや、本格的なパスタソースで食べたいときは、ブレジュのパスタソースをお取り寄せください。こだわりのオリジナルソースで、あなたの作った生パスタが一層美味しくなること間違いなしです。