ローストビーフとユッケの違い
ローストビーフとユッケの違いは?ユッケのタレで食べれば美味しいユッケ風 丼に!
ローストビーフとユッケは、違うのかな?と思っている方もあるかもしれません。 実は、この2つは大違い、ローストビーフは肉に火が通っていますが、ユッケは生なのです。 ローストビーフとユッケの違いや厚生省が決めたユッケの規格についても解説します。
1.ユッケとは?ローストビーフとは?
<ユッケとは?>ユッケは牛肉の刺身で、生の牛肉を細く切り、甘いタレと卵黄で食べる韓国の料理です。 以前は、焼き肉店などで食べられましたが、2011年に大規模な食中毒がおこり、 ユッケに使う肉に衛生基準が設けられました。基準をクリアさせるとユッケは高価な料理になってしまいます。 そのため現在、ユッケを食べられる店の数は非常に少なくなっているのです。
<ユッケとローストビーフの違いは?>ユッケの牛肉は生ですが、ローストビーフは加熱してあるのが最も異なるところです。
<ユッケの調理法>ユッケの調理法は2011年10月1日から施行された「生食用食肉の規格基準 」 により細かく決められています。
「生食用食肉の規格基準」に合致する肉を、定められた温度・時間で管理し、定められた調理器具で、生食用肉を扱ってもよいと認められた人のみが調理できます。 そして、調理温度は「肉塊の表面から深さ1cm以上の部分までを60°で2分間以上加熱」するとされています。 ユッケは、上記規格に従って加熱後、外側の熱が入った部分はカットされ、中の生の部分が料理として出されています。
しっかり管理された肉でのみユッケは作ることができます。スーパーのお肉でユッケを作るのは危険です。 生の牛肉の食中毒は非常に重症化するため、家庭での調理はあきらめましょう。
<ローストビーフの調理法>ローストビーフの調理は、中心部分まで加熱し殺菌します。まれに、生焼けのローストビーフの写真を見かけますが、 赤い生焼けは加熱不足。中まできちんと加熱されているのがローストビーフなのです。 ローストビーフを調理するときは、肉の中心部の温度を一定まで上げ、殺菌できる時間その温度をキープする必要があります。
2.作り立てのローストビーフをユッケのたれで丼に
ユッケが食べたくなったら、出来立てのローストビーフをユッケのたれで食べるのをおすすめします。 ローストビーフが出来上がったら、30分ほど休ませ落ち着かせてから、ユッケのように細切りにして、ユッケのタレで食べてみましょう。 出来立てのローストビーフは、ジューシーで柔らかく美味しいものです。とろりとした、卵黄を絡めるとユッケに近い風味を味わえます。 自宅で作るローストビーフだからこそ味わえる贅沢な丼のレシピです。
<材料2人分>- 暖かい白ご飯
- 出来立てのローストビーフ 適宜
- ネギの小口切り
- 白ごま
- 卵黄 2個
- ユッケのたれ
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1
- ・コチュジャン 大さじ2
- ・おろしにんにく 大さじ1
- ・ごま油 大さじ1
- ユッケのたれの調味料をすべてボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
- 細切りにした出来立てのローストビーフを(1)のボウルに入れ和える。
- 器に暖かいご飯を入れ、2.の肉をその上に盛り付け、真ん中をくぼませる。
- 卵黄を真ん中に載せ、白ごまと小口切りのネギを散らす。
3.まとめ
ローストビーフとユッケの違いをご紹介しました。焼肉屋さんでもユッケをメニューで見かけなくなったため、 食べたいなと思っている方は、出来立てのローストビーフで試してみてください。 ユッケのタレの風味で、きっとおいしく食べられます。
出来立てのローストビーフは柔らかくジューシーでとても魅力がありますが、高級冷凍食品ブレジュのローストビーフも その柔らかさ、ジューシィーさが魅力的なローストビーフ。 レビでも取り上げられ、多くの芸能人が驚いた、甘くとろけるようなローストビーフです。 ブレジュのサイトで写真とともに美味しさの秘密をご紹介しています。この機会にぜひお取り寄せください。