ローストビーフがダイエットに効果的な理由

＜ローストビーフは低カロリー低糖質な料理＞

ローストビーフは脂肪分が少ない赤身肉の部分を使用しています。また調理方法も蒸し焼きとヘルシーな調理方法なため、100g当たりのカロリーは約196kcalになっています。
ローストビーフはもも肉以外の部位のものも売っていたり、作ったりするのも美味しいですが、脂が多い部位のサーロインともも肉ではカロリーが2倍程違うのでダイエット中の方はもも肉の方がカロリーを抑えることが出来ます。

＜肉の部位ごとの100g当たりのカロリー＞

バラ（和牛）　517kcal
・バラ（輸入牛）　371kcal
・サーロイン（和牛）　498kcal
・サーロイン（輸入牛）　298kcal
・かたロース（和牛）　411kcal
・かたロース（輸入牛）　240kcal
・もも（和牛）　246kcal
・もも（輸入牛）　165kcal
・ヒレ（和牛）　223kcal
・ヒレ（輸入牛）　133kcal
（文部科学省　日本食品標準成分表引用）

和牛か輸入牛によってもカロリーが違っていますが、和牛の方が脂肪が多いため全体的にカロリーが高いです。
牛肉の中ではカロリーが低いもも肉ですが、他の動物のもも肉と比べても和牛のもも肉は少しカロリーが高いですが、輸入牛のもも肉は低いです。

・鶏もも肉（皮つき）200kcal
・豚もも肉　183kcal

また、ローストビーフの100gの糖質量は0.9gと低糖質なので糖質制限している方にもおすすめの食材です。

＜ローストビーフは高たんぱく質＞

低カロリーで低糖質なローストビーフですが、たんぱく質が多く含まれており、100g当たり21.7gのたんぱく質を含んでいます。
たんぱく質はカロリー制限や糖質制限しているなどのダイエットをしている方にはしっかりと摂ってほしい栄養素で筋肉量の減少を抑えます。
筋肉量の維持は、基礎代謝の上昇や消費カロリーの増加に関連しているので、太りにくく痩せやすい体を目指すことができます。そのため、ダイエット中の方にはたんぱく質を積極的に摂ることをおすすめします。

ダイエット中におすすめなローストビーフの食べ方

ローストビーフはダイエット中でもおすすめな料理ではありますが、少し工夫が必要です。
それはローストビーフにかけるソースや一緒に食べるものに注意することです。

まずはソースについてですが、ローストビーフにとても合うソースの1つにグレイビーソースがあります。バターを使うのでダイエット中はあまりかけすぎないようにしましょう。
おすすめのソースはポン酢やわさび醤油などのさっぱりとしたものです。
ローストビーフ自体に味が付いてるものだと、そのままや塩、ホースラディッシュで頂くのもヘルシーで美味しいです。

また、ローストビーフはパンと一緒に食べたり、ローストビーフ丼にしても美味しいですよね。しかし、ローストビーフの糖質がいくら少なくても、パンやご飯は糖質の量が多いので食べ過ぎには注意しましょう。
パンは食物繊維の多い全粒粉を使ったパンや噛み応えのあるバケットを選ぶと満足感があるので食べ過ぎを防ぎます。ご飯の場合は食物繊維の多い玄米に変えるとダイエット効果があります。

ダイエット中はローストビーフの付け合わせにも注意して下さい。

ローストビーフの付け合わせをマッシュポテトやフライドポテトなどの糖質の多いじゃがいもを使ったものではなく、クレソンや玉ねぎ、きのこ、リーフなどの野菜を添えるのがおすすめです。
食事の際は食物繊維が多いものから食べると血糖値が上がりにくく、太りにくいです。

まとめ

今回はダイエットに効果的なローストビーフの食べ方について紹介しました。ダイエット中は好きなものが食べられなかったり、お腹いっぱい食べられなかったりと食に関するストレスが多いですよね。
ローストビーフは低カロリーかつ低糖質でダイエット中にもおすすめの食材です。お値段は張りますが、頑張った自分へのご褒美にもなり、ダイエットにも効果的な最高のごちそうだと思います。ただ、一緒に食べるものによってはカロリーが高くなってしまうので注意が必要です。

ダイエットで一番重要なことは適度に長く続けることです。余り自分を押さえつけすぎると、大きな反動が来てしまいます。ほどほどに自分を許してあげることが長続きの秘訣ですよ。