きれいに盛り付けられるローストビーフの切り方

見た目良く盛り付けるには、ローストビーフをきれいに切る必要があります。
注意するポイントは3つです。

2～3ミリの薄切りにする

繊維を断つ方向にカットする

よく切れる包丁で切る
それぞれを見ていきましょう。

盛り付けるローストビーフは2～3mmの薄切りに

ローストビーフは2～3ミリの薄切りにしてから盛り付けます。薄切りにするのは、口に入れた後、噛み切れる厚さにするためです。ローストビーフを作ることの多いモモ肉は、脂がなく肉の繊維がしっかりした部位です。分厚く切ってしまうと、硬くて噛み切れない可能性があります。

ローストビーフの繊維を断つ方向に切る

ローストビーフを切る際には、肉の繊維の方向を見極めて、繊維を断つように切ります。
この方向に切ることで肉を噛み切りやすくなります。

よく切れる包丁で切る

包丁は、事前に研いでおくなどして、切れ味のいいものを使いましょう。
力を入れて押さえながら切ると、肉がつぶれてしまい、肉汁を外に出してしまいます。
包丁を小刻みに動かしながら薄く切ります。
うまく切れない場合は、パン切用のナイフを使うという方法もあります。しかし、包丁の方がなめらかな表面で切れるため、口に入れた時の食感が微妙に変わってくるかもしれません。

ローストビーフの盛り付けいろいろ

ローストビーフは盛り付け方で映えるシンプルな料理です。簡単できれいに見える盛り付け方をご紹介します。

扇形に広げた盛りつけ方

一点を中心に少しずつずらして、扇形に盛り浸けます。ローストビーフの形は一定ではないので、揃った形できれいに盛り付けられないこともありますが、写真のように同じ形のものを揃えて盛り付けると失敗はありません。中央のソースの代わりに、ベビーリーフなどをこんもり中高に置いても色合いがきれいで、おいしそうに見えます。

ローストビーフの端を曲げた盛り付け方

扇形の盛り付けの応用バージョンです。
ローストビーフの端をおり、ねじるように盛り付けてあります。立体感が出て、肉のロゼ色が黒の器に映え、高級感がある盛り方になっています。手前に塩やワサビを置いてもいいでしょう。

ローストビーフが食べやすい盛り付け方

夕食のおかずや、お酒のあてにするなら、少しラフにタレや野菜を盛りつけてしまいましょう。
お箸でローストビーフをつまむときに、玉ねぎとネギを巻くようにして食べれば玉ねぎの歯ごたえもよく、味も絡んでいるのでご飯にもお酒にもピッタリです。

ローストビーフ丼には卵黄を盛りつける

ローストビーフ丼は、緑の野菜と卵黄も盛り付けましょう。野菜があるとローストビーフの色が美味しそうに見えます。ご飯は中高に盛り付けローストビーフを貼りつけるように載せて行きます、真ん中の部分に卵黄を載せて、たれを回し掛けると完成です。
食べるときに卵黄を崩して、ローストビーフを絡めていただきましょう。

ローストビーフのバラの盛り付け方

ローストビーフをくるくる撒いて、バラの花を作ったかざり付けです。おせち料理やパーティ料理に使えるので、普段に練習しておくとよいかもしれません。
バラに使うローストビーフは、薄い方が巻きやすくきれいにできます。

①ローストビーフ5,6枚を2/3くらいを重ね、ずらしながら並べる

②端からバラの花に見えるように、くるくる巻いていく

③花びらに見立てた外側のローストビーフの端を外側にそらせる

ローストビーフが大きい場合は、並べたローストビーフを中央で切るとバラが2つつくれます。
お皿に盛り付ける面が平らになるので、安定よく盛り付けることができます。

まとめ

ローストビーフの切り方と盛り付け方をご紹介しました。盛り付け方を先にイメージしておくと、切る際に、より薄く切るか、少し厚めの3mmがいいかを調整できます。ローストビーフを作ったら、この記事を参考にして盛り付けをしてくださいね。

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