オーブンで作るローストビーフのポイント

オーブンで焼く際には、アルミホイルで包んで焼きます。焼き終わってから、アルミホイルを巻いたまま休ませますので、その間に、肉の外側の温度が中心部へとジワジワ伝わるのです。オーブンから出したときより休ませた後の方が、中心部の温度は高くなります。
休ませている間も調理される状態が続いているのです。そのため、休ませずにカットした場合、十分に中まで焼けない場合もありますので、休ませる時間には注意しましょう。

オーブンで作るローストビーフレシピ

＜材料＞
牛モモ肉かたまり　約400g
塩　4g（肉の1～1.5％）
ブラックペッパー　少々
ニンニク　ひとかけ
あればローズマリーなどの香草
オリーブオイル　大さじ1～2

＜準備するもの＞
アルミホイル　2枚　（肉が余裕を持って包める大きさ）
クッキングペーパー　（オーブンの天板の上に敷く）

＜作り方＞
(1)牛肉を冷蔵庫から出し室温に戻しておく（30分～1時間程度が目安）
オーブンを140℃で予熱する

(2)牛肉の表面のドリップをふき取り、みじん切りにしたニンニク、塩、ブラックペッパーをまんべんなく擦り込む。

(3)熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、あればローズマリーなどの香草も入れて香りをつけながら牛肉を入れて表面にしっかり焼き色を付ける。切り口にも焼き色をつける。すべての面が焼けたらフライパンから取り出す
【point！】肉の大きさや厚みにより加熱時間は異なります。100gの違いで5～10分程度の時間調整が必要になります。

(4)アルミホイルの上に肉を置き2重に包む

(5)オーブンの天板にクッキングペーパーを敷き、(4)の肉を置いて、140℃で25分焼きます。
【point！】肉の大きさや厚みにより加熱時間は異なります。100gの違いで5～10分程度の時間調整が必要になります。

(6)アルミホイルに巻いたまま20～30分休ませる。
【point！】中まで熱が入っているか確認する際は、金串をさしてぬいたときに、金串の先が暖かくなっていれば熱が入っています。料理用の温度計をアルミホイルの上から刺して確認してもよいでしょう。

(7)アルミホイルをあけ、肉汁ごと肉を食品保存袋（ジップロック）に入れ、常温になるまで冷ましてから冷蔵庫に入れる。
【point！】焼きたてを切ると、肉がやわらかく肉汁が出てしまいます。温度を下げてから切る方が切りやすく、さめる際に肉汁を吸いしっとりしたローストビーフに仕上がります。

(8)ローストビーフが冷めたら、1～2ミリに切って器に盛り付ける。

まとめ

オーブンで作るローストビーフのレシピをご紹介しました。焼いた後に、アルミホイルで巻いたまま休ませることで、しっかり熱が入ります。時間も短く、手間もかからないため記念日やおもてなしの日など、準備に忙しい日にもおすすめです。ぜひ作ってみてください。

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