1. ローストビーフは炊飯器で失敗知らず?その理由は?

ローストビーフは炊飯器で作ると失敗知らず･･･どうしてだと思いますか? ローストビーフを作ったことがある方ならきっと解っていただけると思うのですが、一番難しいのは「加熱」です。 ローストビーフといえば、切ったときに断面がほんのりとピンク色になるあの綺麗な色を目指したいですよね。

でもこれがなかなか難しい！でも不思議ですよね?どうして加熱しているのにピンク色になるのか･･･。あのピンク色にするためには「温度と時間」が重要なのです。 ローストビーフは低温加熱する料理･･･高温で焼き上げると中まで火が通ってしまい茶色いローストビーフになってしまいます。

でもオーブンやフライパンでじわじわと加熱するのって意外と難しいのですが、炊飯の保温機能を使えば「一定の温度をキープして低温加熱調理」が簡単にできるのです。 実際に、炊飯器でローストビーフを作るとあの理想のピンク色にしやすいし、お湯を使って調理するのでしっとりとしたローストビーフになります。

炊飯器の保温モードは約70度というローストビーフを加熱するのに最適な温度をキープできるのです。もちろん鍋で湯煎してもいいのですが、 温度を一定にしてキープするのは意外と難しいし夏だと汗だくになってしまいます･･･。でも炊飯器なら温度管理は炊飯器がやってくれますので楽ちんです。 実は、炊飯器ローストビーフを私もよく作っていますが、本当に失敗知らずです。

2. 炊飯器のローストビーフの作り方

失敗しらずで理想的なピンク色のローストビーフを作れる炊飯器ローストビーフ。ヒルナンデスでも紹介されたローストビーフの作り方をご紹介します。

1. 牛肉の塊　400g
2. 塩こしょう 適量
3. お湯　コップ1杯くらい
   ＜作り方＞
   

   （１）牛肉に塩こしょうを丁寧にまぶしてフライパンで焼き目をつけます。焼き目をつけることでローストしてあるあの香ばしさをだしていきます。 この行程は焦げ目をつけるのが目的なので強火で表面だけさっとあぶればOKです。フライパンを出すのが面倒くさい場合は省いてもOKです。 ヒルナンデスではフライパンの行程はありませんでした。

   

   （２）お肉を完全密閉できるパックに入れて空気を抜いて、お湯と同量の水を炊飯器に入れてお肉も入れます。ここで使うモードは保温モードです。 お米のように炊飯する必要はありませんので注意してくださいね。

   （３）蓋をして40分程度待ちましょう。お肉が小さいときには30分くらいでもOKです。このあたりはお肉のグラム数で調整してくださいね。

   （４）あとは、切り分けて好きなソースをかけて食べるだけ･･･断面は綺麗なピンク色になっているはずですよ。

3. まとめ

いかがでしたか?ローストビーフを理想的なあのピンク色に仕上げる最適な温度をキープしてくれる炊飯器の保温モード！材料はいつものローストビーフと同じでOKですし、 完全密閉できる保存パックが作れるので本当に簡単です。炊飯器と保存袋だけあれば他に特別な道具も必要ありません。

オーブンがなくてもローストビーフが作れる！しかも失敗しにくいので本当にオススメです。